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Author:チャコ
ドライブと、音楽を聴くことが大好きです。キッチンに長時間こもってお料理をしたり図書館に1日中入り浸ったりも・・・。半世紀を生きて来て思う事などを・・・。

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あきらめる ということ

あきらめたら、何でも楽になる。



子供の頃、大人たちから

「あきらめたらあかん。」

「あきらめたらそこで終わりや。」と 教わってきました。


若いころはその方がいいかもしれません。ゲンにそうしてきたように思います。


でも、もう今は そんなのちょっと身心ともに、疲れます。




「電車に乗ろう・・・。

うわ!あと3分やん!」   と 走ります。


こけそうで怖い。

万が一 こけたら 大けが!!

もう柔軟性はないぞ、と誰かが心の中でささやいてきます。



だから 電車に乗るときだけでなく、

どんな時も余裕を持って生活しよう、そう決めていたはず。


でも、体力は衰えてるのに、

「習慣」という しぶといヤツが身体に染み込んでいます。


だから、よくバタバタしています。


でも、


「もう、次の電車でいいわ~・・。」ってあきらめたら、 マイナスの感情がすう~っとなくなります。




もう、あんまり固執しない。

もう あがいたりしない。



がんばると、気持ちはシャンとするけど どこかストレスになっていて

それが体に出てしまいます、最近。

知らず知らず、顏にも出ている気がします。

若い時は がんばったら輝くのに、

今はがんばったら 眉間にシワが寄ります。



頑張る人はすばらしい。でも許容範囲をこえたら痛々しい。


そして 頑張る人はえらい。 でも、

あきらめる人も、ほわっとしていて

近寄りやすく、素敵だと思うのです・・・・・マル。


いってしもた・・・


だれになんと言われようと、この間決めました。

見送ろうって。


特別な日にしないほうがいい、そんなことしたら余計辛いし、とか、

大人になった息子を見送って、他人が見たら笑うかな、

息子が恥ずかしいかな、とか よぎったので

いつもどおり・・・玄関で「いってらっしゃい。」って

そこでドアを閉めて・・・。 そのつもりでした。



でも、でも、やっぱり私のしたいようにさせて。

新幹線に乗るまで見送ろう!  

と、そう決めました。




生まれたその日から 私なりに、一生懸命育ててきました。

間違ったこともあっただろうし、いいと思ってしたことが

かえって息子には悪く影響したことも、多々あったと思います。反省してます。


でも、手抜きはせず、いつもいつも、できるだけの事をやってきました。

(してやった、ではなく。私がそうしたくてやってきました。)

そうしてきた気持ちはあの子には何も関係なく

私がしたいようにしてきただけ。


だから最後までそうしたいから、しよう。

そう決めました。




京都駅まで行って時間まで、小豆トーストを一緒に食べました。

それが、すごくすごくおいしかった。

「おいしいなあ~。」といってました。


よかったよかった、おいしいのを食べさせてあげられた。



ホームで、最後、「気を付けてね。いろいろありがとう。」といいました。

あの子から学んだことはほんとにたくさん。

もらった物も、形あるモノ、無いモノ ほんとにたくさん。



何も言わず私の顏を見てから 乗って行きました。

目が「じゃあ。」といってました。


新幹線が見えなくなるまで  見えなくなるまで・・・

見えなくなっても、見送っていました。


帰るのが嫌でした。帰ったら あの子が残していったものがいっぱいある。

最初だけやで、さびしいのは。とよく耳にするけど、

うん、きっとそうだろうけど、


今は こんなさびしいことってあるんだ、この日がやっぱりほんとに来たんだ、と

胸がはちきれそうなので、


帰るのがいやで・・・。



ぼーっとポルタ(京都の地下街)におりてベンチに座っていました。


何分たったのか、お寺に行こう、と思いつき、

一番近い東本願寺まで歩きました。


お堂にはいって、畳に座ると涙があふれてきました。

仏様に「あの子が元気で過ごせますよう。」とお願いしました。

また、何分たったのか、


ふらりと立って気が付いたら京都にいったらいつも入る喫茶店に入っていました。


珈琲を飲みながら

子育ての終了やな~。

長かったなあ~。

楽しかったなあ~。 としみじみ思いました。



今まで時々「なぜ生きていくんかな。」とか、「なぜこんなにつらいのかな。」と

何かにぶつかった時思ったこともあったけど、

今回、初めてわかりました。



私が生まれてきたわけ。


それは、自分の所にやってきた二人の子を、

こうやって世間に、社会に送り出すことだったんだ。

上の子は就職しましたが、自宅からなので 気づきませんでしたが、

下の子は 新幹線に乗って見送ったため

見えなくなるまで見送って

気づきました。


私が与えられた仕事は、これだったんだ。


こうやって次の世代につなげる役目を果たした気がしました。


いままで、習い事やパートや家事などで頑張った時に達成感を味わいましたが、


実は本当の達成、充実感はそれではなく、

長い長い月日をかけて子を大きくして

世へ送り出して、自分の子供を通して社会に役立つ、

これが本当の達成感だと感じました。


やれることはやった・・・。



パートや習い事、家事の達成感の奥にはもっと大きなそれがありました。

日々の仕事や家事の達成感はそれを味わうための手段だったんだ、と思いました。


やっと帰路につきました。



さて、このあと、つぎの私の使命はなんだろう。

子供のいない人にも、高齢者にも、それぞれひとりひとりに使命があると思います。

ただ命令されるわけではないので、自分で探さないといけません。

満足して人生を終わるためにも、次のそれを探す旅に出たいと思います。

本を読んだり、他人にやさしくしてみたり、辛いことを乗り越えたり。そんな旅かな。



研究やクラブでしょっちゅう泊りにいったり、

海外旅行で、10日もいなかったり、だったのに、

今回は1日過ぎただけで、もう 会いたいです。


入社、おめでとう。